秋の訪れと木の仕事
- 2025.09.01
こんにちは、宮川林業です。
9月に入り、朝晩は少し涼しくなり、森の空気にも秋らしさが漂ってきました。林業の現場では、木を育てることだけでなく、伐採した木をどのように活かすかも大切な仕事です。今回は、私たち宮川林業が取り組んでいる「パレット作成」と「製材」の現場を紹介します。
物流を支えるパレット作り
パレットは、製品や資材を運ぶために欠かせない木製の台です。工場や倉庫、輸出入の現場など、あらゆる物流の現場で活躍しています。私たちは地域で伐採した木を材料に、頑丈で使いやすいパレットを一枚一枚丁寧に作っています。木の性質を見極めながら組み立てることで、長く使える製品になります。
製材の仕事
製材は、丸太や角材を用途に合わせて加工し、柱や板などに仕上げていく工程です。季節や木の状態によって加工の仕方を変えながら、品質の高い木材をお届けしています。木は一本一本に個性があり、その個性をどう活かすかが私たちの腕の見せどころです。
木を無駄なく活かす工夫
製材で出た端材や木くずも、パレットの材料や燃料、資材として再利用しています。森からいただいた恵みをできる限り無駄にせず活かすことは、私たち林業の使命でもあります。秋は「実り」の季節。木材の仕事を通じて、地域の産業や暮らしを支えることができるよう、これからも誠実に取り組んでいきます。