5月のあいさつ
- 2025.05.01
こんにちは、宮川林業です。
新緑がいよいよ深まり、さわやかな風が心地よい季節となりました。ゴールデンウィークも始まり、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
春から初夏へと移り変わる5月は、自然の息吹を一層感じることができる月でもあります。
今回は、5月にまつわるちょっとした雑学とともに、当社の日々の取り組みについてご紹介いたします。
■ 5月は「皐月(さつき)」ってどういう意味?
日本の旧暦では、5月は「皐月」と呼ばれています。「皐」には“早苗(さなえ)を植える月”という意味があり、田植えが始まる時期にちなんでいるんです。自然との関わりが深い日本らしい季節の呼び方ですよね。
ちなみに、古来から5月は「風薫る季節」ともいわれており、新緑を通り抜ける風の爽やかさを表しています。木材を扱う当社としても、この季節は特に気持ちのよい作業日和が続きます。
■ 木材と湿度の関係、知っていますか?
この時期は気温も上がり、湿度も徐々に高まってきます。実は木材は湿度に非常に敏感で、空気中の水分を吸ったり吐いたりする「調湿機能」を持っています。
そのため、木造住宅や木製パレットに使用する木材も、湿度の変化に応じた加工や保管が重要になります。宮川林業では、こうした木材の性質を考慮し、製材・保管・出荷まで丁寧に管理しています。これにより、高品質かつ安定した製品をお届けできるのです。
■ 5月病にならないために
5月といえば「5月病」という言葉もよく耳にします。新しい環境に少し疲れが出てくる時期。そんなときこそ、自然の中で深呼吸をしてリフレッシュするのがおすすめです。木の香りには、心を落ち着ける「フィトンチッド」という成分も含まれていると言われています。
木に囲まれる空間や木製品が、日々の生活の中でホッとできる時間をつくるお手伝いになれば、私たちとしても嬉しい限りです。
■ 最後に
株式会社宮川林業では、安心・安全で高品質かつ低価格な製品づくりを通じて、お客様のビジネスや暮らしを支えてまいります。
パレットの製造から角材・丸太の製材まで、木材加工のことならどうぞお気軽にご相談ください。
5月の爽やかな風にのせて、今月も皆さまにとって実りある月となりますように。